サンディエゴ : フリープラクティス・リアクション

第2戦初日のフライトを終えたマスタークラスパイロットたちのコメントを紹介

McLeod is in the hunt

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズン第2戦サンディエゴがついにスタートし、レーストラックを初フライトしたパイロットたちでレースエアポートは大いに盛り上がった。フリープラクティス後のマスタークラスパイロット14名のコメントを紹介する。

 

マルティン・ソンカ

1本目がやや不満の残るフライトだっただけに、2本目のフライトには満足している。1本目はミスをするだろうと思っていたので、2本目ではそのようなミスを避けるよう努め、結果として好タイムが記録できた。データを分析する必要があるが、コックピット内は何の問題もなかったので、タイムには満足している。残り2日間も同じフライトを続けていきたい。サンディエゴは非常に興味深いレーストラックだ。前半は非常に高速でスムースだが、突如としてテクニカルでアグレッシブなレーストラックになる。前半と後半でリズムが完全に変わる。

 

フアン・ベラルデ

非常に要求度の高いレーストラックなので、上手くまとめるのが難しい。ゲート2からゲート4にかけてのセクションは、3つの異なるラインを試した。パイロンヒットを1度記録したが、どこを改善すべきかは分かっている。非常にテクニカルなレーストラックなので、非常に面白いレース展開になるだろう。

 

ピート・マクロード

かなり良い内容の1日だった。レーストラックは気に入っている。バックセクションのリズムがすごく良い。機体に多くの変更を施したので、機体に振り回されることなく快適なフライトができている。機体に施した変更で操縦がよりシビアになったが、スピードアップした感触がある。

 

マティアス・ドルダラー

レーストラックへ戻ってこられて嬉しい。ここはテクニカルなレーストラックで、ゲート3ではオーバーGになる可能性があるが、レースを決するのはゲート7のバーチカルターンだろう。非常に要求度の高いトラックだが、まだフリープラクティスを終えただけだ。フライトごとに自信が深まっている。

 

ニコラス・イワノフ

このトラックは面白い。シケインのフィーリングは良かったが、ハイGターンで苦戦した。午後の2本目のセッションでは1本目ほどの快適さが感じられず、ミスを犯してしまった。正しいラインを探っている間にパイロンヒットを記録してしまった。正しい方向に進んでいるとは思うが、最適なラインを見出す必要がある。全体的にはハッピーだ。

 

マイケル・グーリアン

サンディエゴは今シーズン最高難度のレーストラックになるだろう。ここまで難しいレーストラックは今後出てこないはずだ。ゲート3とゲート4はミスがひとつも許されない。また、ゲート6とゲート7もアングルが非常に難しい。そして、風も大きく影響する。サンディエゴではパイロンヒットが数多く記録されるはずだ。そうならないように注意したい。

 

クリスチャン・ボルトン

今回のレーストラックはチャレンジになる。運営チームは素晴らしいレーストラックを用意してくれた。チームはハッピーだ。更に上を目指せる自信があるので、このままチーム一丸となって仕事を続けていく。予選でのフライトが楽しみだ。

 

フランソワ・ルボット

非常にチャレンジングなレーストラックだ。180°ターンとバーチカルターンはパイロットが参考にできるポイントが少ないので難しい。2本目のフライトには満足している。首位から3.5秒遅れているが、2016シーズンは6秒遅れだった。1本目を終えたあとで、アブダビのままだった補助翼のセットアップを変更した。サンディエゴはアブダビとかなり違うレーストラックなので、補助翼の挙動が不安定だった。今はもう修正したのでハッピーだ。

 

ミカエル・ブラジョー

テクニカルなレーストラックだ。前半は楽だが、後半はかなり難しい。しかし、それゆえに面白いレースになるだろう。今日のフライトには満足している。2本目はゲート3とゲート4でパイロンヒットをしてしまったので、SCO(Safety Climb Out)をコールして自らコースアウトした。2連続でパイロンヒットをしてしまったので、そのままコースに残る代わりに予選に向けてエナジーを残す判断を下した。

 

マット・ホール

期待していたほど快適なフライトができなかった。1本目は新機体よりもレーストラックに意識を向けていたが、自分の操縦がこれまで乗っていたMXのままだということに気がついた。これがタイムに影響してしまった。EdgeよりもMX向きの操縦方法がある。2本目は、レーストラックのコンディションが良くなっていたので、新機体に集中できた。2本目は全体を通じて安定していた。サンディエゴでコースレコードを狙うつもりはないが、2本目のような安定したフライトが続けられれば、好タイムが出せるようになるだろう。

 

カービー・チャンブリス

素晴らしいレーストラックだが、どこでタイムを削れるのかを調べる必要があった。バーチカルターンは正確な操縦が求められるが、好タイムを狙うためにはリスクを負う必要もある。自信を持って予選に臨むつもりだ。

 

ペトル・コプシュタイン

午前中の1本目しかフライトできなかった。エンジンが不安定だったため、午後の2本目はキャンセルした。しかし、1本目のタイムには満足している。狙っていた位置につけることができた。58秒台を記録できる可能性もあるが、実際に記録するのは難しいだろう。

 

室屋義秀

見事なレーストラックだと思います。もう少しタイムを削れるはずですが、レースウィークを通じて安定したフライトをすることが大事だと思っています。安定したフライトがカギになるという意識をチーム内で徹底させています。

 

ピーター・ポドランセック

1番手のフライトはいつも難しいが、もう少し良いフライトをしたいと思っている。サンディエゴは非常にタフなレーストラックで、ひとつのターンでミスをすれば、レースから脱落することになる。