2017シーズン:マスタークラスにパイロット2名が昇格

チャレンジャークラスで優秀な成績を残してきた2名のパイロットがマスタークラス昇格を果たした。

Brageot is focused

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズンは、クリスチャン・ボルトン(チリ)とミカエル・ブラジョー(フランス)がマスタークラスに昇格する。2人は2月に開催されるRed Bull Air Race通算75レース目となる開幕戦アブダビでデビューを果たす。

クリスチャン・ボルトン(チリ)とミカエル・ブラジョー(フランス)は、高速低空飛行の興奮と共に、Red Bull Air Race World Championship 2017シーズンに波乱を生み出すことを狙っている。ボルトンが所属するCristian Bolton Racingとブラジョーが所属するBreitling Racing Teamの2チームは世界7カ国の8つの開催地を巡りながら他の12チームを相手に、FAI(国際航空連盟)公認のワールドチャンピオンの座を争う。

マスタークラス・スーパーライセンスを所有しているボルトンとブラジョーは、すでに過去数シーズンに渡って、若手パイロットのレース環境におけるスキル向上を目的として創設された下位クラス、チャレンジャークラスで表彰台を複数回経験している。尚、ボルトンは2016シーズンのマスタークラス予備登録パイロットだった関係で、同シーズンのラスト2戦(インディアナポリス、ラスベガス)でマスタークラスデビューを果たし、World Championshipを戦う初のチリ人パイロットとなった。元チリ空軍中佐のボルトンは正式なマスタークラスパイロットとして戦う2017シーズンに向けて興奮の色を隠せない。

デビューシーズンへ向けて「昨シーズンのインディアナポリスからマスタークラスを経験していますが、それ以来、安定して成長を続けているので、2017シーズンが本当に楽しみです」とコメントしているボルトンは、FAIからチリ最優秀エアロバティックパイロットに選ばれた経験があり、南米を代表するエアロバティックパイロットとしても知られている。「ウォームアップは昨シーズンで終わったと考えています。2017シーズンは学習を続けながら、勝利を目指します。素晴らしいチームですし、努力を重ねながらベストを目指し、全てのレースで最速のライバルチームになることに全員が集中しています」

2017シーズンへの期待を語るボルトンとブラジョーのインタビュー映像(英語) 

2015シーズンにチャレンジャーカップを獲得したブラジョーは、2016シーズンはMaster Mentor Program(マスター・メンター・プログラム)への初参加を通じてマスタークラス用機体の操縦を学んできた。ブラジョーは2016シーズンから実施されているこのプログラムでシーズン終了後に現役引退を控えていた元ワールドチャンピオンのナイジェル・ラムから直接指導を受ける機会に恵まれ、ラムが実戦で使用していた高性能機MXS-Rを世界各地のレーストラックでフライトするなど、貴重な経験を積んだ。

「マスタークラスを戦うチームに帯同し、チームの全プロセスを間近で見ることができました。毎レースごとに多くを学べました」と振り返るブラジョーは、エアロバティックス最高峰クラスでゴールドメダルを獲得した経歴を持つ。「開幕戦で最高の第一印象を与えたいと思っています。あとは、シーズンを通じて学び続けたいですね。いつの日かRed Bull Air Race World Championshipで勝利できればと願っています」

ボルトン、ブラジョー、そして2016シーズン王者のマティアス・ドルダラーを含むボ総勢14名のマスタークラスパイロットは、2017年2月10・11日に開催される記念すべきRed Bull Air Race通算75レース目となる開幕戦アブダビから、2017シーズンのワールドチャンピオンを目指す長い戦いをスタートさせる。

 

2017シーズン:マスタークラスパイロット

クリスチャン・ボルトン(チリ)
ミカエル・ブラジョー(フランス)
カービー・チャンブリス(米国)
マティアス・ドルダラー(ドイツ)
マイケル・グーリアン(米国)
マット・ホール(オーストラリア)
ニコラス・イワノフ(フランス)
ペトル・コプシュタイン(チェコ)
フランソワ・ルボット(フランス)
ピート・マクロード(カナダ)
室屋義秀(日本)
ピーター・ポドランセック(スロベニア)
マルティン・ソンカ(チェコ)
フアン・ベラルデ(スペイン)