アブダビ:フリープラクティス・リアクション

開幕戦初日のフライトを終えたマスタークラスパイロットたちのコメントを紹介

Kopstein was pleased with his performance

2017シーズン最初のフリープラクティスを終え、マスタークラスの各パイロットたちは金曜の予選を見据え上位獲得のために必要な改善点を洗い出す作業を行なった。アブダビでの初日を終えたパイロットたちのコメントを紹介する。

■マティアス・ドルダラー

ワールドチャンピオンとしてのプレッシャーは感じない。むしろ昨年に比べるとリラックスしている。それほど複雑なバリエーションがあるレーストラックではないので、反射神経がものを言う。ペナルティを受けることなく、フライトを一番タイトにまとめたパイロットが勝つことになるだろう。ゲート7や14では高度不足のペナルティを取られる可能性が高い。高速レーストラックなので、全体のタイム差は非常に小さなものになるだろう。2本目は慎重にフライトしたが、まだ初日のフリープラクティスが終わっただけだ。明日の予選の結果を見てみるまでは、確実なことは何も言えない。

 

■マット・ホール

この開幕戦での目標は、機体をスムースにフライトさせ、新機体Edge 540 V3の可能性を見いだすことだ。アブダビは平均的なレーストラックなので、最速の機体が勝つだろう。ゲート3ではオーバーGになるリスクが高く、速い機体ならばゲート10でも注意しなければならないが、Edge 540 V3はMXS-Rに比べて32ノット(約59.2km/h)遅いので、まずはスムースでクリーンなフライトを行うよう心がけたい。

 

■ニコラス・イワノフ

再びレーストラックとコックピットに戻れて気分は上々だ。非常に僅差のレースになるだろう。シケイン進入で少しターンが遅れたり、脱出が遅れたりすれば遅れをとることになる。ゲート6 ・7・8はかなり重要で、ここがタイムを大きく左右する部分になる。10G以上になってしまい神経を使う瞬間もあったので、データを見直して原因を探るつもりだ。

 

■室屋義秀

レーストラックでは楽しめましたが、機体に不具合もありましたので、今夜はその修正を行うことになりそうです。ゲート3ではGフォースのコントロールが非常に難しく、このレーストラックでは誰もがオーバーGになってしまう可能性があります。アブダビは個人的に好きなレーストラックですが、明日以降に向けてもう少しセットアップを煮詰める必要があります。

 

■ピート・マクロード

このレーストラックではオーバーGを記録しないようにするのが肝心だ。実際に2本目は3人のパイロットがオーバーGを記録していた。シンプルなレーストラックなので、最速の機体を手にしたパイロットが勝つことになるだろう。結局のところ、好タイムを記録して、勝利のチャンスを得たいのなら、限界を攻めてなければならない。

 

■カービー・チャンブリス

最初のバーチカルターンまでは非常に高速なので、オーバーGにならないように注意し、ミスのないフライトをする必要がある。2ラップ目でも気を抜くとオーバーGを記録してしまう可能性がある。ペナルティを回避しつつ、なおかつ限界ギリギリを攻め続けたパイロットが勝つことになるだろう。

 

■マルティン・ソンカ

1本目のフライトは上手くいったが、2本目はアグレッシブに攻めすぎて、オーバーGを記録してしまった。このレーストラックで好タイムを記録するためには、限界ギリギリを攻め続けなければならない。セーフティラインに気を配る必要もある。

 

■マイケル・グーリアン

ここはそれほど複雑なレーストラックではないので、レースは非常に僅差になるだろう。勝つためには、ベストフライトを続ける必要がある。2つか3つの小さなミスだけで、大きく順位を下げてしまうことにもなりかねない。レーストラックのいくつかのセクションでは、オーバーGに注意しなければならない。リスクを避けたフライトをして負けるぐらいなら、アグレッシブに挑んで負ける方が良い。

 

■フアン・ベラルデ

初日としては良いスタートが切れたが、チームにも伝えている通り、明日の予選と土曜の決勝レースが本番だ。このレーストラックは好みなので、快適にフライトできている。機体のセットアップとレーストラック分析の両面でチームは良い仕事をしてくれている。

 

■フランソワ・ルボット

ここは特に難しいレーストラックではない。1本目は自信過剰だったが、2本目は逆に抑え過ぎた。しかし、レーストラックの時間を有効に使いたかった。今夜はチームとミーティングをして、明日からの戦略を話し合うつもりだ。他のパイロットとの差を詰めることができているが、予選が終わればその部分についてもっとはっきり分かるだろう。

 

■ピーター・ボドランセック

2本目はかなり良いタイムが出せたので非常に満足している。チームは成長できているし、今日はマスタークラスでのベストフライトだったと感じている。シーズンオフを使って機体に施した変更が功を奏したようだ。機体は本当にスムースかつ高速で、以前よりパワーをキープできているので、フライトしていて純粋に楽しい。

 

■ペトル・コプシュタイン

今日は想定通りのフライトができた。戦略通りのフライトをしたが、上手くいった。このレーストラックは好きなので、明日に向けて特に変更は加えないつもりだ。すでに良い形ができているので、それをあえて変える必要はない。

 

■クリスチャン・ボルトン

アブダビのレーストラックは好きだ。ビッグターンがあり、Gフォースも強烈な高速レーストラックで、これらの特徴はかなり気に入っている。今夜はフライトのデータを分析し、ラインを学習して明日以降に改善できる部分を見出していくつもりだ。良いフライトができているセクションもあれば、他のパイロットに比べて遅れをとっているセクションもあるが、快適なフライトができている。そこが重要だ。

 

■ミカエル・ブラジョー

今日のリザルトには満足している。良い1日だった。クリーンなフライトをして、オーバーGにならないことが今日の課題だったが、どちらも達成できた。できるだけ多くのフライトを重ねたいと思っていたので、オーバーGで足を引っ張られずに済んで良かった。タイムシートの上位に食い込んだ上に、トップから0.8秒差という僅差につけることができたのでハッピーだ。明日の予選と土曜の決勝レースがどうなるかは分からないが、調整を続けていくつもりだ。