安全対策について

FAI公認モータースポーツであるRed Bull Air Race Championshipにとって、安全対策は最重要事項です。

コックピット内

Red Bull Air Race World ChampionshipはFAI(国際航空連盟)が公認する国際レースシリーズです(※)。

スカイスポーツの国際組織であるFAIは、著名な国際大会や航空関連の世界記録などの管理を行っています。 2014シーズンのRed Bull Air Raceのすべてのルール及び規定はFAIによって認められ、同年のFAIのイベントカレンダーに正式に登録されました。

FAI公認のRed Bull Air Race World Championshipは、全レースでFAIから安全管理が提供され、また各レース後には1位から3位までのパイロットにFAIから特製メダルが授与されています。

※FAIは「The Fédération Aéronautique Internationale(The World Air Sports Federation)」の略で、1905年に設立された非政府・非営利団体です : www.fai.org

 

機体の安全対策


■シートベルト
全機体は5点式シートベルトとラチェットを含む7点式システムが導入されています。尚、シートベルトとラチェットは緊急時のベイルアウトに対応できるよう、クイックリリースシステムが導入されています。

■救命具
全パイロットは特殊ヘルメット(大半はバイザー付き)、G-Raceスーツ、グローブ、パラシュートを装着して搭乗します。ベイルアウト時にはキャノピーは放棄されます。また、ベイルアウトして着水した場合、パイロットは救命ベストを装着し、空気を注入します。
全機体には予備酸素と酸素マスクが装備されています。パイロットは水中でそのボトルを使用できます。

■トレーニング
全パイロットは、水中でのロールオーバートレーニングを含む、水上/水中用サバイバルトレーニングを受けています。

■現場での待機
Red Bull Air Race開催中はヘリコプター、スピードボート、レスキューダイバー、航空医が常に待機しています。

■パイロンの安全対策
2014シーズンのパイロンは従来のコーン型が使用されましたが、安全面が向上しました。2010シーズンのパイロンと比較よりも5m高い全高25mとなりました。
また、パイロンの内側は地面に対して垂直になったため、エアゲート間のスペースが直方体になりました。尚、パイロンの全高が変更となった影響で通過スペースが2m高くなり、この結果レーストラックの安全性が向上しました。