チャレンジャークラス:ニューパイロット3名が追加

2017シーズンのチャレンジャーカップを戦うニューパイロット3名が発表された

Kenny Chiang at the training camp

2017シーズン、エアロバティックス世界選手権でメダルを獲得した経験を持つ中国人パイロット、ケニー・チャンが、中国人初のRed Bull Air Raceパイロットとなる。また、同シーズンはチャンと共に、ダニエル・ジェネヴェイ(ハンガリー)とバティスト・ヴィーニュ(フランス)もチャレンジャークラスに参加する。

 チャンを含めて3人のニューパイロットが加わる2017シーズンのチャレンジャーカップは、世界8カ国のパイロット9名によって戦われることになる。中国・香港出身のケニー・チャンはまだ若手だが、アジア人初となるエアロバティックス世界選手権でのメダル獲得など豊富な経験を誇っており、本人はその経験とスキルをRed Bull Air Raceで活かそうとしている。ダニエル・ジェネヴェイはハンガリー代表エアロバティックチームに所属するパイロットで、ヨーロッパ選手権のアンリミテッドクラス(最高レベル)参加2年目で既にトップ10を記録。また、フランス選手権アドバンストクラスでも優勝も果たしている。そして、同じくヨーロッパから参加するのがフランス出身のバティスト・ヴィーニュで、現在フランス代表エアロバティックチームのアンリミテッドクラスに所属している彼もまた、世界選手権アドバンストクラスなどで計3個のゴールドメダルを獲得しており、経験は豊富だ。

チャンはチャレンジャークラスへの参加について「Red Bull Air Raceを初めて見た時から魅了されていたので、今回のチャンレンジャークラスへの参加は夢が現実になった瞬間でした。メンタルの調整はエアロバティックスに似ていますが、フライトや操縦はかなり異なりますので、学ぶべきことは沢山あります」とコメントしている。

チャレンジャーカップは、新世代のパイロットにマスタークラスで戦うために必要なスキルを授けることを目的として、Red Bull Air Raceが再開した2014年に新設された下位カテゴリだ。

よって、チャレンジャーカップはスキルの習得が最優先目標に据えられているが、同時にマスタークラスのトップパイロットたちと同じレーストラックを使用したレースも戦う必要がある。2017年1月現在、チャレンジャークラスからマスタークラスへ昇格したパイロット数は計6名となっている。

Red Bull Air Race World Championship 2017シーズンのチャレンジャークラス/マスタークラスの開幕戦は、2月10日・11日にアブダビで開催される。

■2017シーズン チャレンジャークラス

メラニー・アストル(フランス)
フロリアン・バーガー(ドイツ)
ケニー・チャン(中国)
ケビン・コールマン(米国)
ルーク・チェピエラ(ポーランド)
ダニエル・ジェネヴェイ(ハンガリー)
ベン・マーフィー(英国)
ダニエル・リファ(スウェーデン)
バティスト・ヴィーニュ(フランス)