ベン・マーフィー

Ben Murphy, 2017

パイロット情報

パイロット遍歴

Pilot quotes

英国空軍のエアロバティックチーム、レッドアローズのチームリーダーを務めたベン・マーフィーは100名以上で構成されるチームをまとめながら、9基編成のレッドアローズを率いてきた。また、世界各地で400回以上の航空ショーに参加してきた彼のディスプレイにおける総飛行時間は1500時間を超えており、経験豊かなディスプレイパイロットとしても周囲から尊敬を集めている。しかし、2016年はチャレンジャーカップへの初参加が決定したため、マーフィーはレースに向けて新たなスキルの習得に挑むことになる。

幼い頃から航空に興味を持っていたマーフィーは、自動車免許取得年齢に達する前に自家用機パイロットライセンスを取得。1997年に英国空軍に入隊すると、エアロバティックと編隊飛行で賞を獲得しながら2000年に飛行訓練を終えた。その後、2000年から2006年にかけてはHarrier GR7のパイロット兼教官の任務に就きながら、イラクやアフガニスタンに従軍し、英国及び米国から従軍記章を授与された。

2006年からはレッドアローズのチームパイロットに着任。その後、史上2番目の若さで指揮官兼チームリーダーに昇格した。現在はロッキード・マーティン社で働いているマーフィーだが、世界唯一の民間ディスプレイチームで、民間人を乗せて近接編隊飛行を行う航空会社としても機能しているThe Bladesのパイロットとしても活動している。そして、既に総飛行時間が3800時間を超えているマーフィーにとって、思考スピードと飛行能力が問われるチャレンジャーカップは魅力的なレースに思えるようだ。

「これまでのキャリアを通じて素晴らしいフライトを体験する機会に恵まれてきましたが、Red Bull Air Raceは究極のチャレンジです。マスタークラスに求められる精度、スキル、チームワークはトップレベルですが、チャレンジャーカップはそのレベルに挑むために必要な経験を積めるチャンスと考えています」