ミカエル・ブラジョー

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2017シーズンからマスタークラスに加わったミカエル・ブラジョーだが、Red Bull Air Raceファンにとって彼の名前は2014年からすでに馴染みのあるものだ。フランス南西部アキテーヌ地方出身のブラジョーは2014シーズンと2015シーズンでチャレンジャークラスに参戦し、2015シーズンはチャレンジャーカップを制した。尚、2016シーズンは新たに実施されたRed Bull Air Race Master Mentoring Program(マスター・メンター・プログラム)の初参加者となった。こうして、エアロバティックス選手権でゴールドメダルを獲得した経歴を持ち、マスタークラスパイロットから直接指導を受けたブラジョーは、2017シーズンに晴れてチャンピオンチームの実績を持つBreitling Racing Teamの新マスタークラスパイロットに昇格した。

ヴィルヌーブ=シュル=ロットに生まれたブラジョーは、弱冠11歳で初めてのフライトレッスンを受けると、21歳でフランス代表エアロバティックチームに選出され、国際大会に挑む史上最年少のフランス代表パイロットになった。その後、ブラジョーはエアロバティックス世界選手権およびヨーロッパ選手権でフランス代表チームの2度のゴールドメダル獲得に貢献。その他にも、個人またはチームとして数々のゴールド、シルバー、ブロンズメダルを獲得しており、フランス国内選手権でも表彰台を複数回経験している。また、エアロバティックインストラクターやディスプレイパイロットとしても活動しており、現在までに3,000時間を超える飛行時間を誇る。

ブラジョーはエキサイティングで新しい飛行分野でのスキルを高めるべく、Red Bull Air Raceのチャレンジャークラスに創設初年度の2014シーズンから参戦。2シーズンを通じて合計9回の表彰台フィニッシュと4勝を記録し、2015シーズンにはチャレンジャーカップ優勝を成し遂げた。

2016シーズンのブラジョーは、Red Bull Air Raceの新機軸として同年から実施されたMaster Mentoring Programに参加し、実戦参加の代わりに、このプログラムを通じて元ワールドチャンピオンのナイジェル・ラムとBreitling Racing Teamから直接指導を仰ぎつつ、ラムが実戦で使用するレース機体MXS-Rでトレーニングを積んだ。そして、2016シーズン限りでラムが引退したことを受け、すでにマスタークラス・スーパーライセンスを取得していたブラジョーは2017シーズンのBreitling Racing Teamのマスタークラスパイロットへ昇格した。そして、マスタークラスデビューを飾るブラジョーを、ラムの成功に貢献してきたBreitling Racing Teamのベテラントリオ、テクニシャンのマーク・ヘンスマン、トラック/戦略アナリストのマックス・ラム、チームコーディネーターのヴィクトリア・グリフィスが支える。

ブラジョーはデビューシーズンに向けて次のようにコメントしている。「Master Mentoring Programの1年間で得たポジティブな経験を、その時と同じチームメンバーと機体を維持することでデビューシーズンに活かすつもりです。チームは周囲が予想する以上に強い絆を築けていると思います。具体的なリザルトは予想できませんが、最善を尽くしてできるだけ良い印象を与えたいと思っています。目標はベストを尽くすこと、そしてシーズンを通じて学習を続けることです。その結果として、いつかRed Bull Air Race World Championshipで勝利を飾ることができればと願っています」